猗窩座(あかざ)が狛治(はくじ)だった頃に継ぐはずだった道場の井戸に毒を入れた奴らが鬼滅の刃で一番嫌い!
しかし猗窩座(あかざ)がまだ人間だった頃の悲しい出来事を考えると猗窩座(あかざ)を恨む気にはなれません。
むしろ一番許せないのは猗窩座(あかざ)がまだ人間だった頃の狛治(はくじ)が継ぐはずだった道場の隣の道場の奴らです!!
こいつらのせいで、ずっと苦労してきたけどこれからやっと人並み以上の幸せを手にいれるはずだった、狛治(はくじ)の人生は無茶苦茶になったのです。
隣の道場の奴らに狛治が継ぐはずだった道場の井戸に毒を入れられ、結婚する予定だった最愛の恋人「恋雪」(こゆき)さんと義理の父親になるはずだった道場主の優しい男性を一度に奪われてしまったんです。
もちろん狛治は怒って仇は取ったけれど、それでも二人は戻ってこない。
何もかももうどうでもいいって思っていたところ無惨に鬼にされてしまった。
狛治にそんな思いをさせてしまった隣の道場の奴らは卑怯で本当に最低の人間。
むしろ生きるために人間を襲っているだけの鬼よりもずっとたちが悪い連中。
狛治(はくじ)が恋雪(こゆき)さんと結婚して幸せに暮らしていれば、煉獄さん達と仲間になれたかもしれない
狛治は喧嘩っ早いけど、そんなに悪い奴じゃない。自分の父親や恋雪(こゆき)さんを看病してきた弱者に対する慈しみの心がある。
だから鬼にされなければ・・・。人間のまま「恋雪」(こゆき)さんと結婚して暮らしていれば・・・。
きっと武道家の煉獄さんと偶然出会うことがあっても「杏寿郎」「狛治」とお互い名前で呼び合える友人になれたと思う。
義勇とだって、鬼殺隊のみんなとだって。
煉獄さんや義勇さんや炭治郎の誇り高き心が「猗窩座」(あかざ)の中にあった人間の心に響いた
きっと無限列車の時の煉獄さんの言葉が鬼である「猗窩座」(あかざ)の中にあった人間の心に響いたんだと思う。
それが、「猗窩座」(あかざ)の中で鬼であることに違和感を覚えさせ、さらには義勇さんや炭治郎との無限城での戦いで、義理の父親となるはずだった優しい道場主の事を思い出し、最終的に恋人の「恋雪」(こゆき)さんのことも記憶から取り戻させることになった。
そのおかげで、本来は再生できるはずだった首や頭の再生を途中でやめて自分自身に破壊殺「滅式」を施し自滅したことで、炭治郎と冨岡義勇さんは負傷はしたものの戦いを終えることができました。
ですから、おそらく無限列車で強くて心まで綺麗な煉獄さんに会っていなければ・・・。そしてその後の無限城で義勇さんや炭治郎のお互いを思いやりながら技を繰り出す心の優しさに触れることがなければ「猗窩座」(あかざ)は伯治だった頃の自分を思い出すことさえなかったと思うんです。
こうした鬼殺隊の行動が「猗窩座」(あかざ)の心に何かを問いかけ、人間の頃を思い出させたのだから、心に響くものがあったのでしょう。
狛治が出会った人が隣の道場のような卑怯で下劣な連中でなく、煉獄さんや義勇さんや炭治郎のような誇り高き人達だったなら、どんなによかったでしょう。
一番酷いのは鬼ではなく、悪意を持った人間達
一番酷いのは無惨の意思や本能に従って生きている鬼ではなく悪意を持った人間なのだと改めて感じます。
無惨には悪感情が持てない
鬼の始祖である「鬼舞辻無惨」(きぶつじ むざん)にさえ同情の余地はありますが、狛治が継ぐはずだった道場の隣の道場の奴らには1ミリも同情する余地もありません。
「狛治を鬼にした無惨も悪い」そんな意見もあるかもしれませんが、無惨自身がそもそも自ら望んで鬼になったわけではないから悪感情を持てません。
「鬼舞辻無惨」(きぶつじ むざん)は人間だった頃ずっと病弱で医者に掛かっていて、その医者が善意で飲ませた薬によって意図せず鬼になってしまっただけなので、鬼の無惨は本当の彼の姿ではないんですよね。
それに無惨は元々は、お館様と同じ一族のようですから、そんなに悪い人ではなかったはずなんですよね。
ですから無惨に対してはそんなに悪感情がないし、無惨が生み出した鬼にもそんなに悪い感情は持てないんですよね。
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