鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)

鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)は累(るい)にだけは特別な感情を持っていたのかもしれない

「鬼舞辻無惨」(きぶつじ むざん)は十二鬼月(下弦の伍)「累」(るい)にだけは特別な感情を持っていたのかもしれない

鬼の始祖「鬼舞辻無惨」(きぶつじ むざん)は十二鬼月(下弦の伍)「累」(るい)にだけは特別な愛情にも似た感情を持っていたように思うんですよね。

「無惨」(むざん)は人間だった時は病弱で「二十歳になる前に死ぬ」と言われていたため、おそらくですが、かつての自分と雪の上を少し歩くだけで息切れして倒れてしまうほどに病弱だった少年「累」(るい)を重ね合わせていたのではないでしょうか。

だからきっと「累」(るい)にだけは、太陽を克服できる体質の鬼を探すためだけの利己的な理由で増やした鬼達とは違って、体の弱かった累君を見て心の底から可哀想に感じて、夜だけでも自由に歩き回れるようにと願い鬼にした可能性が高いと考えられます。

どんな人間でも「無惨」から適量の血を分け与えられ、血に適合することさえできれば鬼になれ、そうなった段階でいきなり人間とは比較にならないほどの強い体を手にすることができるため、「無惨」は病弱で不憫に見えた「累」(るい)に「ただ元気になってほしい」と願い純粋な優しさからそうしたのでしょう。

そして累君も元気に歩き回れることに喜び心の底から無惨に感謝して、さらに可愛がられていったと思うのです。

でなければ那田蜘蛛山での元々他人同士だった鬼達との家族ごっこも許していないはずです。

姉役の鬼のセリフ「累はあの方のお気に入りだから」

実際に累の姉役の鬼が「あの方のお気に入りだから」と言っていたシーンもありましたから、このセリフからも累は特別扱いだったことが伺えます。

(血の繋がった兄妹鬼は上弦にもいましたが、あの二人は一つの体を二人で所有していたし、もともと実の兄妹だったのを童磨(どうま)が鬼に勧誘していたため、無惨が自ら不憫に感じて鬼にした累のケースとは全く違うんですよね)

 

「無惨」(むざん)は「累」(るい)の死でイライラして魘夢(えんむ)以外の下弦の鬼を粛清したのでは?

それほどまでに特別扱いをしていた累が那田蜘蛛山で鬼殺隊の水柱「冨岡義勇」(とみおか ぎゆう)にあっけなく斬られてしまったことから、「無惨」は無性にイライラしてそのイライラをぶつけるために無限城に下弦の鬼達を集めて、ことごとく粛清することにしたのでしょう。

というのもそもそも他の下弦の鬼やそれ以下の鬼に対して「無惨」は、最初から何の感情も持っていませんし、対して強くもなく今までも下弦の鬼達は柱にすぐ倒されて何度も入れ替わっていることもあって今後も役に立ちそうにもないから、単に不要だったのでしょうね。

だから無惨の意見を肯定しても否定しても無駄であり、もちろん逃げてもすぐ捕まるしで下弦の鬼たちは成すすべもなかったんですよね。

 

他の下弦の鬼達の断末魔の叫びを聞けて魘夢(えんむ)は「無惨」に感謝した!

ただその時、他の下弦の鬼達の断末魔の叫びを聞けて一人喜んで感謝していたサイコパス気質の魘夢(えんむ)だけは、無惨にとっては面白く感じ、使える奴かもしれないと思われて残されたのでしょう。

 

 

 

-鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)

© 2022 透き通る世界に魅せられて